3歳牝馬ランキングが大きく変化。クラシックで勝利するのはどの馬だ (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 前回1位のリアアメリアが2位。阪神JFでは、断然人気で6着と惨敗を喫するも、何とかランク上位に踏みとどまった。桜花賞に直行する予定で、本番での巻き返しに期待がかかる。

木南友輔氏(日刊スポーツ記者)
「阪神JFでの敗戦は、長めの距離を意識する競馬をしてきたことが、裏目に出てしまった感じがします。しかしながら、デビュー2戦のパフォーマンスから、その能力は本物と言えるので、反撃は見込めます。そのポイントとなるのは、気性面の成長があるか、操縦性が出てくるか、ではないでしょうか」

土屋真光氏(フリーライター)
「阪神JFは、レシステンシアには120%ハマッた競馬でしたが、まったくハマらなかったのが、リアアメリアだったという印象です。こういったパターンは、むしろ桜花賞で起きやすいもので、それを先に経験できたことは、クラシック本番に向けて、かえってよかったと言えるでしょう。

 デビュー2戦、とくに2戦目のGIIIアルテミスS(10月26日/東京・芝1600m)の内容は圧巻でした。それを思えば、阪神JFの敗戦だけで、終わってほしくありません。

 とはいえ、阪神JFの戦前ほど、抜けた力関係ではなくなったのは確か。桜花賞まで出走しないとなると、新興勢力との力関係も読みづらくなるため、(馬券検討においては)難儀かもしれませんね」

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