2020.02.01

根岸Sを穴党記者が吟味。
実力馬4頭が人気の盲点、美味な馬券となる

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 さて、吉田記者はもう1頭、推奨馬を挙げる。

「先にも触れたドリームキラリです。ワイドファラオとの先手争いがポイントになりますが、行くしか選択肢がないことは、同馬を管理する矢作芳人調教師はもちろん、同厩舎に所属し、今回の鞍上を務める坂井瑠星騎手なら重々承知しているはず。フェブラリーSうんぬんではなく、年齢的にも初タイトルがほしいところで、思い切ったレースを仕掛けていくことは間違いありません。

 ワイドファラオを壁にして、長い直線を2頭で叩き合う形に持ち込むのが、理想の展開。東京コースは、9戦2勝、2着2回、3着1回、着外4回と相性は悪くないので、一発があっても驚けませんよ」

 一方、日刊スポーツの木南友輔記者は、今回が初ダートとなる、芝GI馬のあの馬に目を向ける。

「気になるのは、やはりモズアスコット(牡6歳)ですよね。人気がどうなるか、わかりませんが……。

 1週前の坂路でも動いていますし、能力が衰えているわけではありません。同馬を管理する矢作厩舎のスタッフに聞いたところ、精神面での新鮮さを求めての”砂”(挑戦)のようです。

 実は、父フランケルの全弟にノーブルミッションという、GIサンクルー大賞(フランス・芝2400m)、GI英チャンピオンS(イギリス・芝2000m)などを勝っている活躍馬がいます。この馬がアメリカで種牡馬になっていて、初年度産駒のコートオブオナーがすでにGI2勝を挙げて、GIケンタッキーダービー(アメリカ・ダート2000m)でも2着と好走しています。