2019.12.13

朝日杯FSも波乱のニオイ。オイシイ馬券を
味付けしてくれる「穴馬3頭」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 2歳GIの朝日杯フューチュリティS(阪神・芝1600m)が12月15日に行なわれる。

 先週の2歳牝馬によるGI阪神ジュベナイルフィリーズは、単勝1.8倍という断然人気のリアアメリアが6着と惨敗。波乱の決着となった。

 そして今週は、GIIIサウジアラビアロイヤルC(10月5日/東京・芝1600m)でレコード勝ちを決めたサリオス(牡2歳)が、リアアメリア同様に、かなりの人気を集めそうな状況にある。はたして、今回はその人気馬がきちんと結果を残すのか、はたまた、先週と同じく馬群に沈んでしまうのか。デイリー馬三郎の木村拓人記者は、こんな見解を示す。

「馬体重が540㎏というサリオスは、骨太な感じで、『ダート馬?』と思ってしまいそうな見た目。にもかかわらず、走らせてみると、非常に軽快で、めちゃくちゃいい走りをします。朝日杯FSでは、重賞やオープン特別を勝ち上がってきた馬が他にもたくさんいますが、そのメンバーの中に入っても引けを取らないですし、何も文句はありません。

 ただ、実馬の印象以上に早い時期から走る馬で、経験上、こういう馬は早熟傾向が強いんですよね。(デビュー2連勝で見せた)あのパフォーマンスが、どこまで続くのかな? という懸念が、正直あります」

 大本命の馬が2週続けて期待を裏切る可能性を示唆した木村記者。続けて、今の阪神の馬場について言及し、それに見合った穴馬のタイプについて、こう語った。

「阪神JFを逃げ切ったレシステンシアしかり、先週の阪神は前残りの決着が目立っていました。今週も天気が崩れることはなさそうなので、馬場は(先週と)同じ傾向が続くと見ています。そういう意味では、前受けできる馬が、穴としても狙い目かなと思います」

 実際、朝日杯FSは波乱傾向が強いレース。日刊スポーツの太田尚樹記者は次のように語って、オイシイ馬券ゲットへの意欲を見せる。

「阪神開催になった2014年以降の成績を見てみると、1番人気は5年連続で掲示板を外すことなく、堅実な結果を残していますが、2014年には14番人気のアルマワイオリが2着、2015年は11番人気のシャドウアプローチが3着、昨年も9番人気のクリノガウディーが2着と、ヒモ荒れが多いレースです。