小倉記念は「好調馬」、そして相性のいい2人のジョッキーにおまかせ (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO


小倉記念との相性がいい和田騎手が騎乗するクリノヤマトノオー小倉記念との相性がいい和田騎手が騎乗するクリノヤマトノオー 片や、和田騎手が今回騎乗するのは、クリノヤマトノオー(牡5歳)。ここ2戦は新潟大賞典(4月29日)で6着、七夕賞(7月7日)で7着と振るわないが、昨年末にオープン入りし、今年に入ってオープン特別や重賞で揉(も)まれてきたことは、確実に同馬の成長をうながしているはずだ。

 あらためて過去の穴馬を見てみれば、冒頭で触れたダンスアジョイやリクエストソングなども、前年の秋以降にオープン入りし、その後の重賞やオープン特別で奮闘を重ねて、小倉記念で結果を残している。同様に、クリノヤマトノオーが今年の小倉記念で台頭してもおかしくない。

 しかも、和田騎手は、人気薄馬で結果を残していることが多い。前出のリクエストソングやクランモンタナ、バトルバニヤンらも同騎手が手綱を取っていた。それを踏まえると、クリノヤマトノオーの一発の可能性がますます膨らむ。

 梅雨明けとともに、一気に酷暑を迎えた日本列島。小倉記念では、そんなうだるような暑さを吹き飛ばしてくれる、ビッグな配当を手にしたい。その夢を叶えてくれる馬が、ここに挙げた3頭の中にいるかもしれない。

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