オークスは距離適性よりも能力。穴党記者が推す自信の5頭に旨味あり (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 そして、太田記者ももう1頭、気になる馬の名前を挙げた。

メイショウショウブです。前走のGIIニュージーランドトロフィー(4月6日/中山・芝1600m)で2着に入って、GINHKマイルCの優先出走権を得ましたが、管理する池添兼雄調教師が『牝馬同士なら......』と、牡馬混合のNHKマイルCをスルーして、あえてオークスに駒を進めてきました。

 この馬もダイワメジャー産駒で、2400mという距離が懸念されそうですが、池添調教師によると、『前走のジョッキー(横山典弘騎手)も"距離は大丈夫"と言っていた』とのこと。こちらも先行力があるので、今の東京の馬場は合いそうですし、大駆けを期待したいですね」

 絶対的な存在がいないなか、波乱ムードが高まるオークス。その一端を担う馬が、ここに挙げた5頭の中にいる可能性は大いにある。

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