2018.12.19

奇跡や伝説が生まれる有馬記念。
ならば平成最後は大穴3頭に夢を託す

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 いよいよ平成最後のGI有馬記念(中山・芝2500m)が12月23日に行なわれる。この年末のグランプリは「ドリームレース」と称されるだけあって、馬券的にも夢を賭けられる舞台である。

 過去10年の成績を見てみると、1番人気が6勝。2着が2回、3着も1回あって、ほぼ馬券圏内を外していない。だからといって、”堅いレース”ではない。3着以内に8番人気以下の人気薄馬が入った年が8度もあり、そのうち4回は10番人気以下の大穴が突っ込んできて、好配当を生み出している。

 なかでも強烈だったのは、2008年。1番人気のダイワスカーレットが他を圧倒する逃げを打って完勝したが、2着に14番人気のアドマイヤモナーク、3着に10番人気のエアシェイディが入って、3連単は98万5580円の大万馬券となった。

 数々の”伝説”が生まれると同時に、そうした歴史的な波乱がしばしば起こるのも有馬記念である。

 ならば今年も、馬券的には年末のビッグボーナス獲得を狙いたい。そこで、過去10年の結果をヒントにして、今年のレースで台頭しそうな穴馬をあぶり出してみたい。

 まず注目したいのは、”上がり馬”だ。

 たとえば、2015年に8番人気で金星を挙げたゴールドアクターはその典型。同馬は、その年の夏にはまだ1000万下の条件馬だった。しかし、1000万下、1600万下と連勝を飾ると、続くGIIアルゼンチン共和国杯(東京・芝2500m)も快勝。3連勝の波に乗って、そのまま一気に有馬記念まで制したのである。

 2012年に10番人気で2着となったオーシャンブルーも似たようなタイプだ。同馬は3走前に1600万下を勝ってオープン入りすると、重賞初挑戦となるアルゼンチン共和国で5着と健闘し、続くGII金鯱賞(中京・芝2000m)を制覇。その勢いで、グランプリでの好走を決めた。