秋華賞は、アーモンドアイが勝っても
好配当を狙える大穴3頭に流せ (2ページ目)
そうした傾向も、アーモンドアイにピタリとハマる。どうやら、アーモンドアイを嫌うよりは、同馬との組み合わせでも好配当を狙える"お宝馬"を探したほうがよさそうだ。
そこで、太田記者は大穴候補として1頭の名前を挙げる。
秋華賞でトーセンブレスの大駆けはあるか「ガラリ一変があって怖いのは、トーセンブレスです。ローズSでは、先行して最下位と案外な結果に終わりました。レース後、鞍上の柴田善臣騎手も『(この結果は)何なんだろう? わからない......』と首を傾げていました。
それでも、2歳時のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)や桜花賞では、ともに後方から追い込んで4着と善戦。本来の後方待機に徹して、末脚を生かせることができれば、面白い存在だと思います」
翻(ひるがえ)って、デイリースポーツの大西修平記者は、太田記者とは違う視点から穴馬をピックアップする。
「個人的には、過去4年で4頭が連対している紫苑S(中山・芝2000m)組が狙い目だと思います」
紫苑S組は、昨年も1着ディアドラが秋華賞を制し、一昨年も2着ヴィブロス、5着パールコードが本番でワンツーを決めている。ローズSよりも主流路線としてのイメージが乏しいためか、同レースを勝っても人気になりづらい側面があり、穴党にしては一段と食指が動かされる。
今年は勝ち馬ノームコア、2着マウレアも出走を回避してしまったが、それでも大西記者は紫苑Sの敗戦組からの巻き返しに期待する。
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