2018.10.13

秋華賞は、アーモンドアイが勝っても
好配当を狙える大穴3頭に流せ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 3歳牝馬三冠の最終戦である秋華賞(10月14日/京都・芝2000m)は、三冠達成を目指すアーモンドアイが断然人気になりそうだ。

 春の二冠を完勝しているのもあるが、その桜花賞(4月8日/阪神・芝1600m)、オークス(5月20日/東京・芝2400m)でしのぎを削ってきた面々がここに来て次々に脱落。最大のライバルと目されるラッキーライラックも、ここまでの過程で順調さを欠いているうえ、主戦の石橋脩騎手が直前に落馬負傷して急遽乗り替わりという憂き目に合うなど、アーモンドアイへの追い風がますます強くなっているからだ。

 ともあれ、秋華賞の過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気は3勝、2着1回、3着2回、着外4回。全幅の信頼が置けるほどの成績ではないが、1番人気が勝っても3連単が8万円超えの好配当をつけたこともあって、穴党にとってはまんざらでもないレースと言える。

 では、どういった馬が”穴馬”として狙えるのか。日刊スポーツの太田尚樹記者はこう語る。

「秋華賞は毎年、京都の開幕2週目に開催されていて、舞台となるのは内回りの芝2000mで、最後の直線が平坦のコース。いかにも先行馬が有利のように思えるんですが、逆に後方待機組のほうが大活躍しているレースです。

 実際に最近5年の連対馬10頭は、すべて4コーナーを迎えて5番手以下。驚くほど、先行勢は壊滅状態です。今年の京都も、芝レースでは開幕週から差し馬が台頭しており、この傾向は続きそうです。穴馬探しは、後方待機組から探すのがいいのではないでしょうか」

 馬場のよさとコース形状からして、先行馬有利のイメージがあるが、それを騎手が意識するあまり、そうした脚質とは間逆の脚質の馬が秋華賞では台頭している。