七夕賞であなたの願いを叶えるのは、穴党記者が「短冊に記した4頭」 (2ページ目)
ちなみに、勝ち馬はいずれも4コーナー4番手以内の位置取りだった。
「ということで、"他力"に頼った差し馬はちょっと厳しい状況。逆に、ピークを過ぎたように見える実績馬が、穴という意味では狙い目になると思います」
そこで、小田記者が推奨するのが、マイネルミラノ(牡8歳)である。勝ち星からは1年以上遠ざかっているが、2016年のGIII函館記念(函館・芝2000m)の勝ち馬で、他にもオープン特別を2勝している実績馬だ。
七夕賞での「激走」が期待されるマイネルミラノ「前走のGIIIエプソムC(6月10日/東京・芝1800m)は、決してベストとはいえない距離のレースで、しかも休み明け、58kgの別定斤量、重馬場とマイナス要素が多く、苦戦覚悟の一戦。11着という結果は、度外視していいと思います。
(マイネルミラノは)自力でレースを作れる脚質で、実績も十分。2000mに距離が延びることを考慮すれば、3着に入った前々走のGIIアメリカジョッキークラブC(1月21日/中山・芝2200m)や、コンマ2秒差の4着と善戦した昨年のGIIオールカマー(中山・芝2200m)のような粘りも見せられると思います。
懸念材料となるのは、今週末の雨予想。ただ、道悪になったとしても、まだ2週目の馬場で、先週も好時計が続出するコンディションでしたから、なんとかこなしてくれるのではないでしょうか。むしろ、後続に2馬身差をつけた函館記念のような馬場(時計が出やすいやや重)になれば、一段と期待できます」
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