エポカドーロが「皐月賞は恵まれた」を覆し、ダービーも勝つ可能性は? (5ページ目)

  • 新山藍朗●文 text by Niiyama Airo
  • photo by Kyodo News

 一方、エポカドーロは皐月賞後、短期放牧に出てリフレッシュ。再び専門紙記者がその様子を伝える。

「たまっていた疲れとか、ストレスがすっかりとれたのでしょう。厩舎のスタッフは、『さらによくなった。成長を感じる』と話していました」

 このマイナスと、プラスを考えれば、一概にマークされる「エポカドーロ不利」とは言い切れなくなる。

 皐月賞はここ3年、人気薄の馬が勝って、勝ち馬はダービーでは善戦止まりに終わっている。今年もその流れが続くのか、それとも、エポカドーロはその"善戦"の壁を打ち破るのか。

 過去2頭の父は「英雄」ディープインパクト。エポカドーロの父は「怪物」オルフェーヴル。破天荒な血を受け継いでいる分、過去2年とは違う結果になっても不思議ではない。

◆横山ルリカが号泣したダービーの思い出。で、今年の注目馬はどれだ?>>

◆なんとっ!安藤勝己はあの馬を切った。ダービーを読む「3歳牡馬番付」>>

◆ブラストワンピースのダービー戦略。「異例のローテ」にはワケがある>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る