ドバイ後半2レース。勝ち馬は見えたから、このヒモでザクザク稼ぐ! (3ページ目)
前走レコード勝ちの地元馬ノースアメリカは要注意! 去年のアロゲート、一昨年のカリフォルニアクロームほどの存在感があるか微妙だが、ではこれを超える馬が他にいるかというと、なかなか見当たらない。同じアメリカのガンナヴェラ(牡4歳/父ダイアルドイン)とは勝負づけが済んでいるし、フォーエバーアンブライドルド(牝6歳/父アンブライドルズソング)も、このレースで牝馬が振るわないことを考慮するとちょっと難しい。
逆転の可能性を探るとすれば、タリスマニック(牡5歳/父メダリアドーロ)とノースアメリカ(せん6歳/父ドバウィ)か。タリスマニックは、昨年のBCターフ(11月4日/デルマー・芝2400m)の勝ち馬で、昨年後半から急速に力をつけてきたが、今回はあえてダートに挑戦してきた。父がダート適性の高いメダリアドーロであることと、アメリカ遠征の際、ダート調教での走りに適性を見出されたというのが理由だ。ただ、能力は疑いようがないとはいえ、未知の部分が大きく、人気もそこそこあるなら旨みはないかもしれない。
ならば、地元のノースアメリカのほうが面白そうだ。日本ではあまり馴染みのないサティシュ・シーマー調教師の管理馬だが、UAEでは毎年好成績を残しており、過去にドバイゴールデンシャヒーンも制したことのある名調教師だ。
前走のアルマクトゥームチャレンジR3(3月10日/メイダン・ダート2000m)は自力でペースを作ってのレコード勝ち。馬場状態はその前走とほぼ変わらないのであれば、同じだけのパフォーマンスが期待できる。これに勝つには、レコードを更新できるレベルが必要で、それができる馬となると、ウエストコーストぐらいしか想像がつかない。また、父はこのコースに相性のいいドバウィで、先述の「2頭」と共通している
ドバイワールドカップデーの後半2レースは軸馬がはっきりしているので、ヒモをひとひねりして高配当を狙うのが賢明だ。
◆ズラリ人気馬いりまへん。大坂杯は穴党記者が「6番人気あたり」を推奨
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