2強対決・弥生賞で「空気を読まない穴馬2頭」のトンデモ激走あるぞ (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 同馬は、11月末にデビューして3着。12月の2戦目で初勝利を挙げ、年が明けて2月の500万下で2着となって、弥生賞に向かった。

 キャリアとしては3戦1勝。さすがにこの実績では人気にならなかったが、前走の500万下の2着もタイム差なしの接戦だった。デビュー戦も3着と奮闘しており、まだ底を見せてはいなかった。

 今回も、そんなダイワファルコンに似たような馬がいる。リビーリング(牡3歳)である。

 こちらも11月末の2歳新馬(11月26日/東京・芝1800m)でデビュー。その初戦を快勝すると、続く500万下のセントポーリア賞(1月28日/東京・芝1800m)でも2着と好走して、今回の弥生賞に挑む。

 負けなしメンバーがいる中で、人気は望めない。だが、同馬もダイワファルコンと同じく底を見せていない。キャリアは乏しくても、安定したパフォーマンスを続けているのは、地力がある証拠だろう。

 まして今回は、デビュー3戦目で一段と成長が見込める。その"上積み"に期待して、同馬の一発にかけてみるのも悪くない。

 春のGIシリーズを前にして、それらと同レベルの注目を集める弥生賞。有力馬がきっちりと力を発揮して、盤石の態勢を築くのか。あるいは、意外な伏兵が波乱を起こして、勢力図を混沌とさせるのか。どちらにしても、決して見逃せない一戦であることは間違いない。

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