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チャンピオンズCは「隠密の穴馬4頭」が
尾張の埋蔵金をザクザク掘る (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 村田利之●撮影 photo by Murata Toshiyuki

 大西記者はもう1頭、急成長を遂げている馬にも注目。今回の穴馬として推す。

「GIIIエルムS(8月13日/札幌・ダート1700m)、海外GIのコリアC(9月10日/韓国・ダート1800m)と、レコード勝ちで連勝中のロンドンタウン(牡4歳)です。海外遠征帰りに加え、久々が嫌われて人気を落とすようなら、絶好の狙い目。4歳春から夏にかけて、以前よりも馬体がたくましさを増して、勝負どころでの反応もよくなりました。それによって、競馬の幅が広がり、自在性が出てきたことで、今の好結果につながっていると思います。成長度では出走馬の中でも屈指の存在でしょう。

 エルムSで負かしたテイエムジンソク(牡5歳)がみやこSを圧勝し、上位人気が予想されます。そのことを考えれば、人気落ちの今回はなおさら馬券的な妙味が増します。中京コースでは勝っていませんが、本格化前のことですから、気にする必要はないでしょう。11月初旬に帰厩後は、順調に乗り込まれており、1週前の調教で好時計をマークしてここまでの調整は万全です。日本ダート界の世代交代を起こすなら、充実一途のこの馬ではないでしょうか」

 はたして、尾張・名古屋の砂の中には大穴の"埋蔵金"が眠っているのか。これら穴馬がそれを掘り当てて、我々に高配当を運んできてくることを期待したい。

◆チャンピオンズC、過去3年の激走パターンから見えたボーナス穴馬3頭>>

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