マジっすか。秋華賞で穴党記者から「驚きの伏兵馬5頭」が飛び出した (2ページ目)
「GI NHKマイルC(5月7日/東京・芝1600m)を制したアエロリット(父クロフネ)は、前走のGIIIクイーンS(7月30日/札幌・芝1800m)でも古馬相手に快勝しました。ただその勝利は、小回りコースで、うまく単騎で先行できたのが大きかったと思います。本来、右回りは手前の替え方がぎこちない馬ですし、ごちゃつく京都の内回り2000mではその辺も心配されます」(木村記者)
アエロリットは、ここまでの距離経験が1800mまで。力量は認めるが、そうした点でも一抹の不安がある。
そこで、木村記者はあくまでも穴狙いに徹する。
「春から"ハイレベル"と言われていましたが、一連の結果から、突き抜けている馬がいないのも事実。ならば、条件馬でも侮ってはいけません。僕の考え方としては、牡馬混合の古馬1000万条件で、芝1800m~2000mのレースを勝てる力があれば、春の既存勢力相手にも勝負になると見ています。今回、これに当てはまるのは、ディアドラ(父ハービンジャー)とリカビトス(父ディープブリランテ)。"穴"という意味では後者に食指が動きます」
木村記者が推すリカビトスは、デビュー以来3戦無敗。底が見えていないだけに、非常に不気味な存在だ。ただ、体質の弱さからあまり使い込めず、今回も6月24日のレース以来、およそ3カ月半ぶりのレースとなる。
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