断然1番人気も沈む札幌記念。「函館記念組」と「GI惨敗組」で荒稼ぎ (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • 三浦晃一●撮影 photo by Miura Koichi

 実は、先述の2013年では函館記念の1~3着馬(1着トウケイヘイロー、2着アンコイルド、3着アスカクリチャン)が、そのまま札幌記念でも1~3着に入っている。にもかかわらず、函館記念を勝ったトウケイヘイローこそ2番人気だったが、アスカクリチャンは8番人気、アンコイルドは14番人気の低評価だった。

 また、2015年に3着入線を果たしたダービーフィズも、直前の函館記念を制していながら、4番人気の評価にとどまっていた。

 であれば、今年も函館記念で好走しながら、軽視されそうな馬を狙いたい。食指が動くのは、タマモベストプレイ(牡7歳)と、アングライフェン(牡5歳)である。

前走の函館記念で2着と好走したタマモベストプレイ前走の函館記念で2着と好走したタマモベストプレイ 前者は直前の函館記念で2着、後者は4着と好走した。しかし、今回新たに参戦してくる実績馬たちに押されて、人気は上がりそうにない。函館記念でのレースぶりを考えれば、ここでもう一度、大駆けがあってもおかしくないだけに狙い目だ。

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