決戦まで23日。桜花賞は本当にメジャーエンブレムの「一強」か

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

2016年3歳クラシック
Sportivaオリジナル番付(牝馬編:第4弾)

 3歳牝馬クラシック第1弾の桜花賞(4月10日/阪神・芝1600m)まで、はや1カ月を切った。

シンザン記念2着のジュエラー。チューリップ賞でも2着と奮闘して「打倒メジャーエンブレム」に挑むシンザン記念2着のジュエラー。チューリップ賞でも2着と奮闘して「打倒メジャーエンブレム」に挑む その本番を前にして、3月には東西でトライアル戦が立て続けに開催された。関西では、GIIIチューリップ賞(3月5日/阪神・芝1600m)と、GIIフィリーズレビュー(3月13日/阪神・芝1400m)が、関東ではオープン特別のアネモネS(3月12日/中山・芝1600m)が行なわれ、桜花賞へ向かうメンバーがほぼ出そろった。

 チューリップ賞では2番人気のシンハライトが1番人気ジュエラーとの叩き合いを制し、フィリーズレビューは8番人気の伏兵ソルヴェイグが1番人気アットザシーサイドらを完封。アネモネSでは良血チェッキーノが未勝利戦からの連勝を飾って、桜花賞の切符を手にした。

 今回は、これらの結果と経過を踏まえて、牝馬クラシック戦線を占う『Sportivaオリジナル番付()』を発表したい。
※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、独特なデータを駆使するパソコン競馬ライターの市丸博司氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今春のクラシックを目指す3歳牝馬の、現時点における実力を分析しランキング付け。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。

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