2014.10.13

【競馬】名門・池江厩舎が送り出す、話題のディープ産駒

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局
第14回:ロードユアソング&トーセンゲイル

 昨年引退した三冠馬のオルフェーヴル(GI通算6勝。凱旋門賞2年連続2着)をはじめ、数多くの名馬を世に送り出している栗東トレーニングセンター(滋賀県)の池江泰寿厩舎。今や日本屈指の”チーム”となったこの厩舎には、世代を代表する素質馬が毎年集結している。

 そして今年も、池江厩舎には例年どおり粒ぞろいの2歳馬がそろった。なかでも、評価の高いディープインパクト産駒2頭が、まもなくデビューのときを迎えようとしている。

 一頭目は、全兄に重賞2勝(ラジオNIKKEI杯2歳S、AJCC)のダノンバラードがいる、ロードユアソング(牡2歳)。厩舎の評判は上々で、トレセン内でも話題になっている有力馬だ。関西競馬専門紙のトラックマンが語る。

「ゲート試験をパスして、これから強い調教をこなしていく段階に入りますが、『スピードがありそうで、特に欠点も見当たらない』と、池江先生の評価はなかなかのもの。厩舎のなかでも、とりわけ期待の高い一頭のようです。体型は兄のダノンバラードに似ていて、兄と同様、2000m前後の距離で力を発揮しそう。クラシック向きの馬と言えるでしょうね」

 兄ダノンバラードも、池江厩舎に所属。2011年の皐月賞(東京・芝2000m)では3着と健闘した。当然、弟のロードユアソングもその舞台を目指していくのは間違いない。トラックマンによれば、「順調なら10月末から11月初めのデビューになるでしょう」とのことだ。

池江調教師が大きな期待を寄せているトーセンゲイル。 もう一頭は、池江調教師が特に楽しみにしているという、トーセンゲイル(牡2歳)だ。