女子ツアーを盛り上げた実力派5人が語る2019年の反省と新たな決意 (4ページ目)

  • 古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki
  • photo by Getty Images


稲見萌寧(20歳)
いなみ・もね/1999年7月29日生まれ。東京都出身。
2019年シーズン賞金ランキング13位(獲得賞金:7187万3338円)
出場27試合。優勝1回。トップ10入り11回。

 シーズン前に立てた目標は、とりあえずリランキングで後半戦の出場権を得て、そこから初優勝を、というものでした。その目標がクリアできたので、よかったです。でも、初優勝のあとは、「2勝目と(賞金ランキングの)トップ10に入る」という目標を立てて臨んだんですが、そこはクリアできなかったので、すごく満足のいく一年ではなかったです。

 優勝したセンチュリー21レディスでは、最後にバーディーをとって優勝できました。そういう勝ち方ができたのは、よかったと思いますね。一方で、優勝を争った試合で、自分の凡ミスで負けたことが多かったんです。そこは、今後の課題だと思います。

(渋野日向子の活躍を見て)自分も「がんばろう」と思います。その反面、「自分は自分だから」という思いもあります。ですから、「ほどよく意識して、ほどよく気にしない」みたいなスタンスでいられればいいかなと思っています。

 このオフには、アイアンの精度を高めて、グリーンを外した時でもアプローチやパターでしっかりリカバーできるようにして、来季は穴がないゴルフができるようにしたいです。

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