2019.09.20

スコアアップに不可欠な15~20ヤードの
アプローチを成功させる秘訣

  • 吉田洋一郎●レッスン lesson by Yoshida Hiroichiro

世界一流コーチのメソッドで解消する
アマチュアゴルファーの悩み(2)
――アプローチ編

 若き日よりアメリカに渡った吉田洋一郎氏は、「世界ナンバー1のゴルフコーチ」とも称されるデビッド・レッドベター氏ら、およそ100名以上の一流インストラクターに最先端のゴルフ(レッスン)メソッドを学んできた。

 レッスンのプロが100人いれば、100通りの理論があるのが、ゴルフというスポーツ。本連載では世界のトップゴルファーが取り入れている技術、思考法、トレーニング法を、吉田氏が日本のアマチュアゴルファーのために特化して、伝授する――。

◆レッスン3:15~20ヤードのアプローチ(理論編)
フェース面でボールを上げようとせず、
いかにバウンス部分を芝に滑らせるかが大事

 ドライバーショットも、パターも同じ1打です。しかし、ティーショットやセカンドショットに気を取られるあまり、ショートゲームを軽視しがちなのが初心のアマチュアゴルファーではないでしょうか。

 スコアメイクで重要なのは、パッティングとともにグリーン周りからの寄せ、アプローチです。とりわけ、ピンまで15~20ヤードを確実に1パットの距離に寄せられることで、スコアは飛躍的に伸びていきます。

 15~20ヤードというと、フルショットではなく、加減したショットが必要となります。また、ライやグリーンのアンジュレーションによって、ロブのように打ち上げるボールか、転がしていくかの選択も迫られます。

 まず、やや高いボールを打ちたい場合、ボールを右足寄りに置いてハンドファーストに構え、ボールに対してクリーンに、カツンと当てるようなスイング軌道を思い描くゴルファーが多いのではないでしょうか。

 しかし、この打ち方だとダフってしまって、いわゆるざっくり(リーディングエッジが芝に刺さってボールが飛ばないこと)になってしまう危険性が高いです。ボールを右側に置いてしまうと、クラブのバウンス部分を芝に滑らせることが難しくなるので、結果としてダフってしまうのです。

 アプローチで大事なのは、リーディングエッジではなく、バウンスをいかに使うか(滑らせるか)です。そして、フェース面でボールを上げようとしないことです。

 このバウンスを滑らせる打ち方をマスターするために、フェースを開いて打ってみるといいでしょう。フェースを思いっきり開くと、バウンスを使わなければ上手に打てません。