3度目のプレジデンツカップ出場。松山英樹が誓う「打倒・米国選抜」 (2ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 そして2日後の9月6日、米国選抜のキャプテンを務めるスティーブ・ストリッカーと、世界選抜のキャプテンを担うニック・プライス(ジンバブエ)が、それぞれキャプテン推薦による残りの2選手を発表することになっている。

 ランキングトップで世界選抜入りするのは、もちろん世界ランキング2位の松山英樹(25歳)。プレジデンツカップには3大会連続3度目の出場となる。

前回(2015年)は韓国で開催され、米国選抜が僅差で勝利した前回(2015年)は韓国で開催され、米国選抜が僅差で勝利した その松山に加え、日本勢では8月22日現在で(世界選抜のメンバー選出ランキング)11位の谷原秀人(38歳)と、15位の池田勇太(31歳)が選抜入りなるか、注目される。最終決定まであと2週間あるため、日本ツアーなど出場試合で結果を残してポイントを伸ばせば、ともにメンバーに滑り込むチャンスは大いにある。また、キャプテンのプライスによって選出される可能性もあり、複数の日本人選手の出場へ期待が膨らむ。

 ちなみに、これまでプレジデンツカップに複数の日本人選手が出場したのは、尾崎直道と丸山茂樹がメンバー入りした1998年大会。オーストラリアのロイヤルメルボルンGCで行なわれたときだ。

 このとき、丸山は5マッチで全勝。世界選抜の初勝利に貢献し、その名を世界に知らしめた。その後、丸山は米ツアーで3勝を挙げることになるが、ここでの活躍が大きな足がかりになったことは間違いない。

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