【木村和久連載】クラブ本数は、14本でなくてもいいんじゃない!? (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

一緒にラウンドする仲間がOKであれば、14本以上のクラブを持ってラウンドしてもいいと思いますけどね。一緒にラウンドする仲間がOKであれば、14本以上のクラブを持ってラウンドしてもいいと思いますけどね。 ルール上、規定本数は14本ですから、「それは違反だよ! ゴルフじゃない!」と怒る人もいるでしょう。でも、普段あまり使わないクラブも試してみたいわけです。別に大会やコンペじゃない、練習ラウンドや仲間内のラウンドだったら、まったく問題ないと思いますよ。

 私の知り合いのトップアマなんか、いつも2、3本多くクラブを持ってきています。同じくレッスンプロも、規定の14本なんか、ずいぶんとオーバーしたクラブ本数でプレイしています。彼らは、メーカーのモニターなどをやっていて、いろいろなクラブを打たなければいけません。おかげで、超過クラブは日常茶飯事です。

 我々アベレージアマは、「生涯練習ラウンド」感覚ですから、いろいろなクラブを打っていいと思います。例えば、新しいドライバーを買って、試し打ちしたいときがありますよね。けど、そのニュードライバーの調子が悪かったとき、そのクラブと一日付き合うなんて嫌でしょ? 

 そんなときこそ、前のドライバーも入れておきたい。事前に事情を説明して「今日は15本です」と言って、一緒に回るメンバーに納得してもらえばいいんです。どうせ、他の人たちも、そのニュードライバーの威力を見たいわけですから。

 とまあ、クラブ本数の超過は、同伴競技者の了承のもと、臨機応変にやるのがよろしい、ということですね。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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