【ゴルフ】美人すぎるキャディ・藤田美里が語る「姉・藤田光里」 (4ページ目)

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  是枝右恭●撮影 photo by Koreeda Ukyo

――2013年にお姉さんがプロテストに合格して、ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)で2位と6打差でトップ通過したとき、どんなことを思いました?

藤田 素直に、すごいなって。「外国人選手に絶対に負けたくない!」って燃えたそうですよ。負けず嫌いですよね(笑)。

――翌年、美里さんはプロテストを受けなかったのですか?

藤田 ええ、まだ早いなって思ったんです。今、受けても受からないだろうなって。

――その後、お姉さんのキャディになった経緯は?

藤田 アマチュア時代、お姉ちゃんがプロの試合に出場するときも私が担いでいたんで、自然な流れでやったんです。「やるよ」「お願いします」みたいな会話は特になく。「私が担ぐでしょ」みたいな感じで(笑)。

――ラウンド中はどんな会話をしていたのですか?

藤田 ゴルフに関しての会話は一切しないんですよ。いつも、まったく関係ない話をしていました。日常会話というか、女子会的なトークですね。ただ、姉妹なんでお互い甘えちゃうのか、「妹なんだから、あなたがそれやりなよ!」とか言われると、私もそれに言い返したりして、試合中に口ゲンカもしてましたね。

――妹だから分かる、姉の好不調のサインはありますか?

藤田 調子が良いときは、笑う回数が多く、口数も多いです。不調のときは、その真逆(笑)。分かりやすいんです。キャディで付いていても、姉はイライラしているとクラブ選択もひとりでやっちゃったりするんです。怒るというか、自分のミスに腹を立てちゃうんですよね。本人は、「やっぱりゴルフは平常心だよね」とか言っているんですけど、いやいやいやいやって(笑)。

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