【FIFAワールドカップ】サッカー日本代表がいつも崩せない相手パラグアイ 堅守速攻は今も健在 (2ページ目)
【堅守をベースに、前線のタレントを生かす】
この記事に関連する写真を見る パラグアイのサッカースタイルと言えば、伝統的な堅守である。南ア大会でも日本はその堅守をこじ開けることができず、PK戦によって敗れた。今予選でも18試合で10失点と、1位通過したアルゼンチンと並んで2番目に少ない失点数で、10試合のクリーンシート(無失点)を達成した。一方で得点は14得点と、6位内で最も少ない数字。少ないチャンスをものにし、固く守りきる堅守速攻は、今大会でも健在だ。
その堅守を支えるのは、今季からプレミアリーグに昇格したサンダーランドでプレーするセンターバックのオマル・アルデレーテ。今予選では14試合に出場し、対人守備の強さと強烈なリーダーシップで守備ラインをまとめ上げる。
攻撃のタレントと言えば、今季ブライトンからリーグアンのストラスブールへ移籍したフリオ・エンシソ。今予選ではケガによって10試合の出場にとどまったが、スピードとテクニックに溢れ、パラグアイの前線で違いを生み出せる若きスターだ(10月の招集はなし)。
そして、今予選で4得点を挙げてチームトップスコアラーのアントニオ・サナブリアも注目だ。バルセロナのカンテラ出身のストライカーで、ボックス内で強さを発揮する。第11節アルゼンチン戦で、逆転勝利への口火を切ったバイシクルシュートの同点弾は鮮烈だった。
今大会も堅守をベースに、前線のタレントを生かした鋭いカウンターでゴールに襲いかかり、前回大会のベスト8越えを狙う。
著者プロフィール
篠 幸彦 (しの・ゆきひこ)
1984年、東京都生まれ。編集プロダクションを経て、実用系出版社に勤務。技術論や対談集、サッカービジネスといった多彩なスポーツ系の書籍編集を担当。2011年よりフリーランスとなり、サッカー専門誌、WEB媒体への寄稿や多数の単行本の構成を担当。著書には『長友佑都の折れないこころ』(ぱる出版)、『100問の"実戦ドリル"でサッカーiQが高まる』『高校サッカーは頭脳が9割』『弱小校のチカラを引き出す』(東邦出版)がある。
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