上田綺世、遠藤航が途中出場で果たした役割は? チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント開幕 (4ページ目)
欧州組の数はおよそ100人とも言われるが、この日、CLの決勝トーナメントにピッチに立った選手はふたりだった。その合計の出場時間も合計42分(追加時間含まず)に終わっている。ちなみに韓国は、先述のキム・ミンジェひとり。ファン・インボム(フェイエノールト)はケガ。イ・ガンイン(PSG)はベンチを温め続けた。アジア人選手としては、インテルのメフディ・タレミ(イラン代表)もフェイエノールト戦のピッチに後半17分から立っている。
アジア人選手の出世争いにも、目を凝らしたい。
著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。
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