サッカー日本代表に吉報!中村敬斗がフランスで覚醒 伊東純也とのコンビでフィニッシュワークが進化 (4ページ目)

  • 中山 淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi

【4試合連続ゴールで得点王争いにも参戦】

 こうして、あっという間に昨シーズンのゴール数を稼ぎ出した中村は、第7節終了時の得点ランキングで、ウスマン・デンベレ(PSG)と並んで4位にランクイン。6ゴールで首位のブラッドリー・バルコラ(PSG)、5ゴールで2位に並ぶメイソン・グリーンウッド(マルセイユ)、ジョナサン・デイヴィッド(リール)らとの得点王争いに加わった。

 果たして、中村の連続ゴールはどこまで続くのか。代表ウィーク明けの第8節の相手はオナイウ阿道のオセールとのアウェー戦。日本からの長距離移動直後の試合だけに肉体的な負担は大きいが、その試合で好調を持続するようだと、いよいよ覚醒は本格化する。

 現在、南野拓実を擁するモナコがPSGを抑えて首位に立ち、伊東が大黒柱として君臨するスタッド・ランスが4位に位置し、さらに中村が得点ランキングの上位に食い込む今シーズンのリーグ・アン。日本のファンにとっては、ますます見どころ満載となっている。

著者プロフィール

  • 中山 淳

    中山 淳 (なかやま・あつし)

    1970年生まれ、山梨県出身。月刊「ワールドサッカーグラフィック」誌編集部勤務、同誌編集長を経て独立。スポーツ関連の出版物やデジタルコンテンツの企画制作を行なうほか、サッカーおよびスポーツメディアに執筆。サッカー中継の解説、サッカー関連番組にも出演する。近著『Jリーグを使ってみませんか? 地域に笑顔を増やす驚きの活動例』(ベースボール・マガジン社)

【写真】中村敬斗と伊東純也のポジションは?識者が考察したアジア最終予選のベスト布陣

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