マンチェスター・シティ、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン...今季CL優勝候補で見逃せない選手は? 注目クラブの最新布陣

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

2023-24シーズンの欧州サッカー各国リーグは後半戦に突入。チャンピオンズリーグの決勝トーナメントも始まり、優勝争いが気になるところだ。ここでは昨季CL優勝のマンチェスター・シティや王座奪還を狙うレアル・マドリード、バイエルンなど、人気のトップクラブの最新主要フォーメーションを紹介する。

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マンチェスター・シティ(イングランド)
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FW:アーリング・ハーランド(フリアン・アルバレス) 
MF:ジェレミー・ドク(ジャック・グリーリッシュ)、ケビン・デ・ブライネ(ベルナルド・シウバ)、フィル・フォーデン(オスカー・ボブ) 
MF:マテオ・コバチッチ(マテウス・ヌネス)、ロドリ 
DF:ヨシュコ・グバルディオル(セルヒオ・ゴメス)、ナタン・アケー(マヌエル・アカンジ)、ルベン・ディアス(ジョン・ストーンズ)、カイル・ウォーカー(リコ・ルイス) 
GK:エデルソン(シュテファン・オルテガ)

 各ポジションに超一流を揃えるイングランドと欧州、そして世界の王者は、冬のマーケットでカルバン・フィリップスをローンでウェストハムへ放出した一方、獲得したのはリーベル・プレートの18歳、クラウディオ・エチェベリだけで、この逸材もマンチェスターに来るのは1年後。

 つまり、2シーズン連続の3冠を狙う上でも、今季途中の戦力の上積みは不要と判断したようだ。

 ただCLグループステージは全勝で突破したが、リーグ戦ではすでに3敗を喫しており、今季はらしくない姿を見せることも。

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著者プロフィール

  • 井川洋一

    井川洋一 (いがわ・よういち)

    スポーツライター、編集者、翻訳者、コーディネーター。学生時代にニューヨークで写真を学び、現地の情報誌でキャリアを歩み始める。帰国後、『サッカーダイジェスト』で記者兼編集者を務める間に英『PA Sport』通信から誘われ、香港へ転職。『UEFA.com日本語版』の編集責任者を7年間務めた。欧州や南米、アフリカなど世界中に幅広いネットワークを持ち、現在は様々なメディアに寄稿する。1978年、福岡県生まれ。

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