バルサの末裔シャビを苦しめた「悲痛な縛り」6月を待たず最悪のエンディングも (4ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

 今となっては、それは"悲痛な縛り"にすら思える。

 2月、シャビ・バルサはチャンピオンズリーグ、ラウンド16でナポリと対戦する。16歳のラミン・ヤマルや17歳になったばかりのパウ・クバルシに頼るしかないのか。一敗地にまみれた場合、6月を待たずに最悪のエンディングもあり得る。

プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。

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