2022.03.05

プレミア3連勝のアーセナルは前線の質が向上。相手ゴールをこじ開けた「斜めの動き」とは?

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
ウーデゴールが中に進入したあと、アーセナルはどのように崩したか?

 延期となっていた第20節のアーセナル対ウォルバーハンプトンが行なわれ、アーセナルが2-1で勝利し、リーグ3連勝を飾った。

 前半10分にガブリエウのバックパスのミスをファン・ヒチャンに奪われ、早々に先制を許してしまったアーセナル。しかし、後半37分に同点に追いつくと、アディショナルタイム5分にアレクサンドル・ラカゼットのシュートがオウンゴールとなり、劇的な逆転勝利となった。

 今回は、アーセナルの同点のシーンをピックアップする。

 後半37分、ベン・ホワイトが中央から右サイドタッチライン際に開いたマルティン・ウーデゴールへパスを出す。この時、ウーデゴールが開いたため、右サイドのニコラ・ぺぺは内側のハーフスペースに入っていた。

ウーデゴールが中へ入ってから、アーセナルはどう相手を崩したかウーデゴールが中へ入ってから、アーセナルはどう相手を崩したか この記事に関連する写真を見る  そして、ウーデゴールがサイドから中央へドリブルで進入し、ルックアップした瞬間、前線のエドワード・エンケティアが右斜め前に動き出した。

 この状況からアーセナルはどのように崩しただろうか、というのがQuestionだ。