2020.12.11

サッカーIQの高さを証明。欧州の最旬ストライカーのゴール前の動き

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
左サイドからのクロスの瞬間、キャルバート=ルーウィンはどこへ走り込んだ?

 今季のプレミアリーグ前半戦最大のブレイクは、間違いなくエバートンのドミニク・キャルバート=ルーウィンである。

 第11節終了時点で11得点と驚異的なペースでゴールを量産。得点ランキングではソン・フンミンやモハメド・サラーなど、並いるストライカーを抑えて単独トップに立っている。

 この活躍を受け、10月8日に行なわれた親善試合のウェールズ戦でイングランド代表デビューを飾ると、いきなり代表初ゴールを記録した。今、最も勢いに乗るストライカーのひとりである。

 プレースタイルは正統派なストライカーだ。中央にポジションを取り、そこでの駆け引きから最後に点で合わせるのが得意のゴールパターンだ。高さを生かしたヘディングでのゴールも得意とし、こぼれ球への反応も鋭いという、まさに点取り屋だ。

左サイドからクロスが入ってくる状況。ゴール前のキャルバート=ルーウィンは、どう動いたか 第11節バーンリー戦では、キャルバート=ルーウィンらしいゴールが生まれた。前半アディショナルタイム。左サイドを抜け出したリシャルリソンに対して、中央のキャルバート=ルーウィンはこのあとどう動いただろうか。