堂安律への評価が急上昇。
日本代表での競争も「ウェルカム」 (3ページ目)
もちろん、PSVよりも出場機会が多くなることは想定済みだろう。だがそれよりも、リーグのレベルや環境が変われば、自分自身が向上できると考えたうえでの前向きな選択だったことを強調した。
そしてクラブでの成長の先には、日本代表でのレギュラー定着を見据える。同じ攻撃的MFのポジションには多くのライバルがいることは自覚している。
「競争はウェルカム。いいことですよね。全選手がそう思っていると思います。以前から(同じポジションのライバルには)負けてないと思っているし、代表って、それくらい自信がみなぎっている選手が集まる組織なので」
ここまで"熱さ"を口にする選手はそう多くない。
『フランクフルター・アルゲマイネ』の特集記事は、堂安自身のツイートを紹介して終わっている。
「彼(堂安)はビーレフェルトでの冒険が始まる前にこうツイートしている。『This is the beginning of my new story』(僕の新しいストーリーの始まりだ)」
確かに、堂安のドイツでのチャレンジはまだ始まったばかりである。
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