2020.10.30

強いレスターの進化した攻撃が面白い。再び奇跡の優勝はあるか?

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
味方にパスが入る次の瞬間、ウンデルはなにを狙ったか?

 昨季、ブレンダン・ロジャーズ監督指揮の下、プレミアリーグでチャンピオンズリーグ出場権を最後まで争うほど復調を果たしたレスター。

 今季もクラブ史上初の開幕3連勝という絶好のスタートを切り、第3節ではマンチェスター・シティに5-2と衝撃スコアで下した。第6節を終えた時点で、4勝2敗の勝ち点12で4位と上々の位置につけている。

 現在のレスターは、ジェイミー・バーディーがいまだ絶対的なストライカーとして君臨しているが、かつてのように堅守速攻に偏重しているわけではない。

 中盤のジェームズ・マディソンやユーリ・ティーレマンスというクリエイティブな選手を中心に、ビルドアップから巧みに相手を崩すこともできる、モダンかつ強力なチームへと変貌を遂げている。

 そんなレスターの、アウェーでの第6節アーセナル戦。後半35分に0-0の均衡を破る決勝点が生まれた。

中盤の味方にパスが入った。ウンデルは次の瞬間どんなプレーをしただろうか ティーレマンスが中盤でパスを受けた時、前線のジェンギズ・ウンデルがスペースに下りてきた。次の瞬間、ウンデルは何を狙っていただろうか?