南野拓実がCL開幕戦で見せた役割。0トップで出場時間は増える
2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が開幕した。リスボンで集中開催された昨シーズンの決勝トーナメントが終了して、2カ月経たないうちに再開されたことになる。
第1節の結果は以下のようになった。
グループA
ザルツブルク(オーストリア)2-2ロコモティフ・モスクワ(ロシア)
バイエルン(ドイツ)4-0アトレティコ・マドリード(スペイン)
グループB
レアル・マドリード(スペイン)2-3シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
インテル(イタリア)2-2ボルシアMG(ドイツ)
グループC
マンチェスター・シティ(イングランド)3-1ポルト(ポルトガル)
オリンピアコス(ギリシャ)1-0マルセイユ(フランス)
グループD
アヤックス(オランダ)0-1リバプール(イングランド)
ミッテラン(デンマーク)0-4アタランタ(イタリア)
グループE
チェルシー(イングランド)0-0セビージャ(スペイン)
レンヌ(フランス)1-1クラスノダール(ロシア)
グループF
ゼニト(ロシア)1-2クラブ・ブルージュ(ベルギー)
ラツィオ(イタリア)3-1ドルトムント(ドイツ)
グループG
ディナモ・キエフ(ウクライナ)0-2ユベントス(イタリア)
バルセロナ(スペイン)5-1フェレンツバロシュ(ハンガリー)
グループH
パリ・サンジェルマン(フランス)1-2マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
ライプツィヒ(ドイツ)2-0イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)
アヤックス戦の後半14分から出場、リバプールの勝利に貢献した南野拓実 昨シーズンは準々決勝でバルセロナを8-2で倒すなど、圧倒的な力を見せつけたバイエルンの2連覇なるか。これが最大の焦点になる。とはいえ、ご承知のように、CL史において連覇を達成したクラブは、レアル・マドリードしかいない(2015-16から3連覇)。それ以前になると、1988-89、1989-90シーズン(チャンピオンズカップ時代)を制したミランまで遡らなくてはならない。
一方で、欧州内の勢力争いも気になる。昨季、準決勝に進出した4チームの内訳はドイツ勢、フランス勢各2だった。欧州ランク1位のスペイン勢、同2位のイングランド勢がともにベスト4入りを逃した事例は、ユベントスとアヤックスがローマで決勝を争った、1995-96シーズンまで遡る。
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