グアルディオラとの師弟コンビ復活!
リージョ元神戸監督がマンCへ

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato

 昨年春まで、ヴィッセル神戸を率いていたフアン・マヌエル・リージョ監督が、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任することが発表された。"参謀役"ミケル・アルテタがアーセナルの監督に就任し、不在になっていたポスト。契約はグアルディオラと同じ期間で、2021年夏までになるという。

マンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任したフアン・マヌエル・リージョマンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任したフアン・マヌエル・リージョ 2019年4月、リージョは神戸の監督を"辞任"した後、中国2部リーグの青島黄海をシーズン途中から率いている。見事な手腕で優勝に導き、1部リーグへ昇格させたが、シティからの打診を受けて辞任。新たな戦いに挑むことになった。

「練習が終わると、ペップ(グアルディオラ)が寄ってきて、毎日のようにサッカー談義になるんだ。とにかく、時間を忘れてしゃべり続けたよ。サッカーに答えなんてないけれども、たどり着こうとするのが楽しいんだ」

 リージョはそう話していたことがある。

 グアルディオラとリージョのふたりには、師弟以上の引力があった――。

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