レアル敗戦の原因は監督采配。ジダンに先んじたグアルディオラの交代 (6ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 2月25、26日に行なわれた残る3試合の結果はチェルシー0-3バイエルン、ナポリ1-1バルセロナ、リヨン1-0ユベントス。

 リヨンとユベントスの力関係はほぼ互角。ナポリとバルサは、アウェーゴールを奪っている分、バルサ有利だが、肝心のサッカーの内容がさっぱりなので、ナポリに勝利しても、先が知れているという印象だ。

 強さが光ったのはアウェーでチェルシーに大勝したバイエルンだ。CL優勝には順番のようなものを感じる。バイエルン(2012-13)、レアル・マドリード(2013-14)、バルサ(2014-15)レアル・マドリード(2015-16から3連覇)、リバプール(2018-19)。この流れから占うならば、順番的にバイエルンが来るような気がしてならない。

 ビッグクラブの中で最もモチベーションが高く、サッカーに新鮮さがある。ピッチを広く使ったテクニカルで高速なサッカー。見た目的にも悪くない、高次元でバランスが取れたチームだと見る。

(1)マンチェスター・シティ、(2)バイエルン、(3)リバプール、(4)バルセロナ、(5)パリ・サンジェルマン、(6)ユベントス......。ブックメーカーの優勝予想順位はこのようになっている。



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