2020.02.25

マンCが凄腕弁護士50人を雇って反撃か。
UEFAとの争いの行方は?

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO


 さらに、影響はプレミアリーグ全体にも及ぶ。

 スポーツ仲裁裁判所が「違反があった」と判断すれば、各クラブに正しい財務情報の提出を義務付けているプレミアリーグとしても動かざるをえない。マンチェスター・Cへの制裁措置として「過去のリーグ優勝剥奪」「勝ち点剥奪」「チームの4部降格」の可能性も指摘されている。

 また、来季からCL出場停止が決まれば、今季リーグ5位のチームが繰り上げで来季CLに出場することになる。英BBC放送は「プレミアリーグもなりゆきを注視している」と報じた。

 そもそも、マンチェスター・Cの問題はどこにあったのか。

 UEFAがマンチェスター・Cに違反があったと見なしているのは2012年〜2016年。この間、マンチェスター・Cは実際よりも多くの収入があったと報告し、財務諸表を改ざんした疑惑が持たれている。

 さらに、この疑惑に関してマンチェスター・Cは、ファイナンシャル・フェアプレーを管理するクラブ財務管理機関の調査に全面的に協力しなかった。この2点が問題視されている。