安西幸輝が描く未来図。ステップアップして
一緒にプレーしたい友がいる

  • 佐久間秀実●取材・文 text by Sakuma Hidemi

――リーグでの活躍の先に日本代表への定着が見えてくると思いますが、意気込みを聞かせてください。

「昨年の3月に初めて代表に呼ばれて、海外組の選手たちのプレーを見た時に、クオリティーの高さにビックリしました。同じ日本人でもこれだけスピード感が違うのかと。その時はボリビアとコロンビアと試合をしたんですけど、彼らのプレーもすごかった。

 そこで『海外で活躍できなければ日本代表のスタメンにはなれない』と実感しました。まずはポルトガルでさらに成長し、代表のスタメンを奪取して、小さい頃からの夢であるW杯に出たいです」

■安西幸輝(あんざい・こうき)
1995年5月31日生まれ。兵庫県出身。幼稚園でサッカーを始め、小学校4年生から東京ヴェルディの下部組織で育つ。2014年にトップチームに昇格すると、1年目からJ2で41試合に出場するなど活躍。2018年に鹿島アントラーズに移籍し、翌2019年7月にポルティモネンセに加入した。

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