2020.01.30

安西幸輝が描く未来図。ステップアップして
一緒にプレーしたい友がいる

  • 佐久間秀実●取材・文 text by Sakuma Hidemi

――ウエストハムで得るものはありましたか?

「アンディ・キャロル(ニューカッスル)、アレクサンドル・ソング(シオン)、マーク・ノーブル(ウエストハム)たちと一緒にプレーをして、フィジカル面で大人と子どものような差があると感じました。なので、日本に戻ってから筋トレをやるようになりました」

――ポルティモネンセでも出場機会が多くなっていますが、現地の生活には慣れましたか?

「食事は美味しいですし、サッカーに集中できる環境なので、すぐに慣れました。ただ、国内での試合の移動はすべてバスなので、めちゃくちゃきついです(苦笑)。とくにFCポルトのスタジアムに行く時は、8時間近くかかるので本当にたいへんです。試合後も宿泊はせず、夜中にバスで帰ります。日本では考えられないですよね」

――ポルティモネンセと鹿島のサッカーの違いは?

「こっちの選手たちは、ワンプレーに懸ける必死さ、ボールホルダーに対するプレッシャーの速さが段違いです。技術に関しては、鹿島の選手たちのほうがあると思います」

――現在、何を課題にプレーしていますか?

「日本よりも積極的に仕かける選手が多いですから、守備のレベルを上げなければいけないと思っています。クロスボールの数も多いので、身長があまり高くない(172cm)僕も対応も考えないといけない。長友佑都選手(ガラタサライ)も背は高くない(170cm)ですけど、あれだけ守れるのはすごいですし、学びたい部分がたくさんあります。今後、日本代表でスタメンを獲ることを考えても、守備面をさらに磨いていきたいです」