ブラジル復活のコパ・アメリカ総括。
やっぱり南米は超過酷だった (3ページ目)
今回のコパ・アメリカは、優勝=ブラジル、準優勝=ペルー、3位=アルゼンチン。尻上がりに調子を上げていった国が上位を占めた。
この3カ国と比べるとスケールは小さいが、日本も初戦のチリ戦で0-4というショッキングな敗退から、ウルグアイ戦で2-2、そしてエクアドル戦では1-1と盛り返し、チームとしても個々としても成長する姿を見せた。
わずか2週間前のことだが、私にとってはもう、昔話のような気もする。それでも、決勝戦の日に現地の記者から、「久保って言ったっけ。彼はよかったなあ」と声をかけられたりするのである。
南米10カ国が誇りをかけて戦うコパ・アメリカにおいて、将来を見据えた日本のチーム編成は場違いな気もしたが、少しは爪痕を残せたようだ。
3 / 3