2018.05.14

香川真司、W杯初戦に照準。
3カ月ぶり復帰も、代表入りに自信ありげ

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by AFLO

 ブンデスリーガ最終節で、香川真司がようやく復帰を果たした。

 負傷したのは2月10日、ハンブルガーSV戦。「4月中にプロテクターを取れれば……」という言葉通り、4月中旬から練習を始め、第32節ブレーメン戦でベンチ入りしていた。第31節の時点で、本人も「来週、ブレーメンで」と出場を予告していたというが、結局、出場の機会は訪れなかった。

 5月1日、香川は練習から途中で引き上げた。2日には西野朗日本代表監督がドルトムントの練習場を訪れたが、香川はMRI検査を行なっており、練習している姿を見せることはできなかった。5日の第33節マインツ戦はベンチにも入らず、スタンドから敗戦を見つめた。

 しかし、今週に入ると通常どおりに練習も行なっていたようで、12日のホッフェンハイム戦はベンチ入り。後半30分、アンドレ・シュールレと交代でピッチに立った。

ブンデスリーガ最終節ホッフェンハイム戦で、3カ月ぶりに復帰を果たした香川真司 最終節を前に、ホッフェンハイム、ドルトムント、レバークーゼンは3~5位に僅差で並んでいた。ホッフェンハイムにリードを許したドルトムントは、得失点差によってはチャンピオンズリーグ本戦にストレートインできる4位以内から転落する可能性があった。ひたすら失点を抑えようとするチームメイトたちのなか、香川は何もすることができずに今季を終えた(結果は3-1でホッフェンハイムの勝利)。

 見せ場はなかったとはいえ、香川は無事に15分間、ピッチに立ったという言い方もできる。

「練習自体はずっとできていた。チーム状況もあったので、簡単にチャンスをくれるほど甘くない。今週はいい練習ができて、ようやく試合に出られたので、とりあえずよかったです。(3カ月の離脱は)長かったですけど、毎日、最善を尽くしてやってきたので。