今すぐ誰かに話したい。ロシアW杯で起きる、
恐るべき因縁のジンクス (5ページ目)
また、最近はアルゼンチンとナイジェリアとの対戦も"W杯名物"となっている。ナイジェリアは、1994年アメリカW杯で初出場を果たして以降、今回も含めて出場した6大会中5大会でアルゼンチンとグループリーグで同居。これは、W杯最多記録であり、同居率83%というのは異常な確率だ。なお、対戦成績はアルゼンチンの4戦全勝となっている。
【W杯におけるアルゼンチンvsナイジェリアの対戦成績】
1994年=アルゼンチン2○1ナイジェリア(アメリカ)
2002年=アルゼンチン1○0ナイジェリア(日本)
2010年=アルゼンチン1○0ナイジェリア(南アフリカ)
2014年=アルゼンチン3○2ナイジェリア(ブラジル)
優勝候補ブラジルに漂う、まさかの暗雲
◆グループE(FIFAランク平均18.25)
ブラジル(2)、スイス(11)、コスタリカ(22)、セルビア(38)
過去最多となる5度のW杯制覇を果たしているブラジル。今大会も優勝候補の一角に挙げられるが、データ的には頂点に立つのは厳しい状況にある。というのも、これまで旧ユーゴスラビア勢とグループリーグで同居した場合、一度も栄冠を獲得できていないのだ。今大会もユーゴスラビアの流れを汲むセルビアと同組となり、ブラジルにとっては不安な材料だ。
【ユーゴスラビア勢と同組となった大会のブラジルの最終成績】
1930年=ユーゴスラビアと同居。グループリーグ敗退(ウルグアイ)
1950年=ユーゴスラビアと同居。準優勝(ブラジル)
1954年=ユーゴスラビアと同居。ベスト8(スイス)
1974年=ユーゴスラビアと同居。4位(西ドイツ)
2006年=クロアチアと同居。ベスト8(ドイツ)
2014年=クロアチアと同居。4位(ブラジル)
5 / 7