メッシとスアレスが手を結び招致。南米3カ国のW杯共催は実現するか (4ページ目)

  • 沢田啓明●文 text by Sawada Hiroaki photo by Getty Images

 ロシアW杯南米予選では、最終節、ホームで最下位ベネズネラを下せば5位となって、オセアニア地区首位のニュージーランドとの大陸間プレーオフに進めるところだった。だが、圧倒的に攻めながら決定力が足りず、カウンターから失点して敗戦。8年ぶりの出場を逃した。

 2014年のブラジル大会と同様、開催準備、財政面、治安面などで多少の不安があるのは否めないし、3国共催による連携不足も懸念される。それでも、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、「南米では、世界のどの地域よりもサッカーが人々の生活に根付いている。我々が愛してやまないこのスポーツの素晴らしさと我々のホスピタリティーを、世界中のサッカーファンに体感してほしい。間違いなく素晴らしい大会になる」と、自信満々だ。

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