香川真司、久々のフル出場も
格下相手に勝てず、ポジション奪回は微妙 (2ページ目)
「勝たなきゃいけない試合だったので、残念ですけどね。(何が原因?)いや、別に入りは悪くなかったですし、15分、20分までは相手もついてこれていなかった。そこでうまく(得点を)取れたらよかったけど、だんだん相手も慣れてきた感じはありました。崩すのに苦労した。相手もしっかり守っていたので、なかなか簡単にはチャンスはつくれなかったです。まあ、こういう試合はよくあることかなと思いますけど」
アポエルは第1節でレアルに、第2節はトッテナムにともに0-3で敗れている。それだけにドルトムントにとって勝利は必須だった。
香川にとってアポエル戦は6月に左肩を脱臼して以来、初めての公式戦フル出場となった。今季ここまで、先発すれば何らかの結果を残してきていたが、自分がフル出場してふがいない一戦になってしまったというのは、やはり気持ちのいいものではないのだろう。
「(プレーの)感覚的には悪くないです。ただ、勝たなきゃいけない試合だったので。フル出場(が云々)と言うよりは、チームとして結果にこだわらないといけなかったという意味で残念です」
積極的なプレーは徐々に復活してきている。前述した69分のシュートシーンはカウンターからのもので、GKロマン・ビュルキからのボールを受けると、珍しく自陣からペナルティエリア付近まで運び、そのままシュートを放った。香川自身にとってもチームにとってもビッグチャンスだった。
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