没落したオランダ代表とノキアの携帯。世界を席巻した後に落ちた地獄 (4ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO

 オランダの公共放送NOS局が次期監督候補として名を挙げたのは、トーマス・トゥヘル(前ドルトムント)、ロナルド・クーマン(エバートン)、フランク・デ・ブール(前クリスタル・パレス)、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(フェイエノールト)、エリク・テン・ハーフ(ユトレヒト)の5人だ。

 選手のなかに「スーパースター、ロッベン」を引き継ぐような人材は、今のオランダにはいない。しかし、「リーダー、ロッベン」を継ぐ者は表れてほしいところだ。

 多くの人々は、MFケヴィン・ストロートマン(27歳/ローマ)、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(26歳/リバプール)、DFデイリー・ブリント(27歳/マンチェスター・ユナイテッド)、DFステファン・デ・フライ(25歳/ラツィオ)などに「新リーダー」の期待をかけた。だが現在、彼らはいずれも「リーダーの器ではなかった」と失望されている。今、もっとも「新リーダー」として期待を集めているのは、サウサンプトンのDFフィルジル・ファン・ダイク(26歳)だ。

「ファン・ダイクはすでにディフェンスリーダーになった」(フォルクスクラント紙)

 新監督は誰になるのか、そしてファン・ダイクがロッベンを継ぐリーダーになれるのか――。新生オランダ代表の道のりは険しいが、優れたサッカーインフラと常に変わらぬサッカーへの愛をベースに、この困難な局面を乗り越えていってほしい。

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