大迫勇也、今季初ゴール。絶不調のケルンに後ろ髪を引かれつつ日本へ
香川真司、武藤嘉紀、原口元気......日本人選手が活躍したブンデスリーガ第7節。ケルンの大迫勇也もライプツィヒ戦で1ゴールを挙げた。リーグ戦、カップ戦、ヨーロッパリーグ(EL)、すべてを通して今季初となる待望のゴールだった。
ライプツィヒ戦に先発、今季初ゴールを決めた大迫勇也(ケルン) 0-2とリードを許した82分。ケルンは右サイドバックからのフリーキックの長いボールが、途中出場のクラウディオ・ピサーロを経由して左サイドのティム・ハンドヴェルカーに渡る。ハンドヴェルカーは相手の右サイドバックを抜き切らずにクロスを上げ、ファーポストに走り込んだ大迫が頭で決めた。
大迫は勢いあまってそのままポストにぶつかった。「いろんなとこを打ったのでわからないです」と身体ごとぶつかった痛みに顔をしかめながら、また自陣へ戻っていった。
大迫は得点したものの、試合は1-2でケルンが敗れている。
「負けたので意味ないですけど、今日はたくさんチャンスがあったので、しっかり決めるべきところを決めなければいけないなと思います」
短い言葉に悔しさが詰まっていた。それも当然だろう。ケルンは今季、開幕から5連敗の後、1引き分けを挟んで、また敗戦となった。
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