タラゴナ鈴木大輔に聞く「リーガの2部って、どんなサッカーですか」 (3ページ目)

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koichi photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

――キック&ランのサッカーはあまりない?

「どことやっても、しっかりサッカーをしてくるのを感じます。組み立てにしてもそうだし、後ろで守備を固めるチームがあまりない。落ち着く時間はそんなにないけど、それでもサッカーをしようという意思をどのチームも持っている」

――守りづらいのは個人に当ててくるほうですか、パスを回してくるほうですか。

「タラゴナは前から行くのが好きなので、そのときは蹴ってくる相手の方がまだ対応しやすいです。ショートパスで剥がされると、ラインが高いので後ろにスペースがあり、後ろに広大なスペースを残して1対1の勝負になる。スペインは1対1に長けている選手が多い。ドリブルからシュートまで持っていくのがうまいので、そういった形になって苦労している試合は多いです」

――判断のスピードも求められますね。

「試合終わった後は、頭が疲れていますね。プレッシャーをかけにいって、その後、ポジショニングを取ってとか、やるべきことが多いので、CBですけど、試合の後は本当に疲れますね」

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