タラゴナ鈴木大輔に聞く「リーガの2部って、どんなサッカーですか」

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koichi photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 シーズンも終盤になったリーガエスパニョーラ。だが、試合数の多いセグンダ・ディビシオン(2部)は熾烈な戦いが続いている。鈴木大輔が所属するナスティック・タラゴナも、降格を回避するための厳しい試合が続く。

 柏レイソルからスペインに渡って2シーズン目となる鈴木が、夏の近づきを感じさせる暖かい日差しのなか、セグンダのレベルやこれまでのスペインでの戦い、目指しているセンターバック(CB)像などについて話してくれた。

チームの守備の要として出場を続ける鈴木大輔(ナスティック・タラゴナ)チームの守備の要として出場を続ける鈴木大輔(ナスティック・タラゴナ)――セグンダはどんなリーグですか。

「インテンシティが激しく、球際、局面の激しさがスペインではとても印象に残りました。そこが一番違うのかな、と」

――Jリーグとはどこが違います? もしタラゴナがJのチームとやったらどのレベルになるのでしょう。

「日本に行ったらわからないけど、Jリーグをこっちで開催していたらタラゴナは上に行くと思います。レベルの違いは感じていません。こっちのサッカーは激しくて攻撃的、ハイプレスの中でかわしていくチームが多い。セグンダだけど、蹴り合うサッカーはしていません。サッカーの違いがあるから、比べられないところはあるけど」

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