香川真司、ヒーローになれず。
4戦ぶり出場も最下位にまさかの敗戦 (2ページ目)
その上、ライプツィヒ戦ではサポーターの暴力行為が発生。DFB(ドイツサッカー協会)から、次節ヴォルフスブルク戦でのウルトラスが陣取る南スタンドの封鎖と、10万ユーロ(約2400万円)の罰金という処分が課されることになった。ピッチの内も外もうまくいってないのだ。
そんなこともあってこのダルムシュタット戦も必勝を期したのだろうか。トゥヘル監督は大幅なメンバー変更を選択しなかった。ふだんの控えメンバーでいうと、U-19所属のCBゼニス・ブルニッチを抜擢したが、他はクリスチャン・プリシッチとエムレ・モルが先発したくらいだった。
正直なところ、香川の先発を予想していたため「先発だと思っていたのだが」と、本人に直接、聞いてみた。
「意外とメンバーは変わらなかった。自分もそのつもりでしたけど、切り替えたいですね。中2日でも同じというか、勝っているし、(メンバーを)いじりたくなかったんじゃないですかね」
ベンチスタートだった香川に出番が訪れたのは、1-1で迎えた62分だった。
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