強気のライプツィヒvs弱気のバイエルン。
首位争い2強激突の行方は? (3ページ目)
手ごたえを感じているのは、スポーツディレクターを務めるラルフ・ラングニックも同じだ。
現職に就く前にバーンアウト症候群を患い、一時はサッカー界から距離を置いていた同SDに対し、スタジアムへ詰めかけたヘルタファンは先週末、あろうことか「ヘイ、ラルフ。俺たちはお前がまたバーンアウトすることを切に願っているぜ」というバナーを掲げ、ライプツィヒを挑発した。
これには、普段彼らの声援を受けているヘルタのパル・ダルダイ監督ですら、「たとえ嫌いな相手であっても、私は誰かが病気になることを願ったりはしない。絶対にやってはならないことだ」と痛烈に批判した。しかしこの件について、当のラングニックSDはユーモアで切り返している。その言葉からは余裕さえ感じられた。
「あれは、遠まわしに私のことを褒めてくれているのだと受け止めているよ。でも彼らの希望にはあまり応えられないかな。自分の体調にはかなり気をつけているからね」(ラングニックSD)
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