リネカーは自虐ネタ、岡崎は困惑。
「勝てないレスター」の原因を探る (4ページ目)
もっとも、今の状況がレスターの「真の実力」との見方もできるだろう。2年前には残留争いを演じていたのだから、ある程度は苦戦も予想できた。しかし今夏、クラブ史上最高額となる2900万ポンド(約42億7000万円)で獲得したスリマニを筆頭に、FWアーメド・ムサやMFナンパリス・メンディ、DFルイス・エルナンデスらの新戦力に6600万ポンド(約97億1000万円)の巨費を投じた。昨季の優勝チームをベースに、クラブ史上最高額となる莫大な補強費で強化しているのだ。
ただ、カンテと同クラスの守備的MFを補強せず、前線のアタッカーばかりを加えた補強策には大きな疑問符がつく。しかも、カンテのいなくなったレスターを、クラウディオ・ラニエリ監督がどのようなチームに仕上げたいのかも見えてこない。
昨季にリーグ優勝を果たし、今季CLで決勝トーナメントに進出した功績はたしかに素晴らしい。しかし今季のリーグ戦では、「問題点に対し、適切な措置をとっているとは言い難い」(英国公共放送『BBC』)。ここをクリアしないことには、今後も苦戦は続くだろう。
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