もうひとつのW杯を沖縄で。
サッカー琉球代表がFCコリアと対戦 (4ページ目)
「FCコリアさんに来ていただいたおかげで県内の選手にレベルの高い試合を経験させることができました。資金面、組織面でもしっかりとした体制をこれから作っていかないといけないですが、フレンドリーマッチから少しずつ進めていってアジア大会、そしてゆくゆくは世界大会を沖縄で開催したいと思っています」(宮城)
実川の働きかけでConIFAからはドイツ人のイェンス・ヨッケル理事も、その可能性を探るために沖縄にやって来た。
「イェンスさんには実際に使用するピッチを見てもらい、芝のクオリティが高いと褒めていただきました。文化面でも中城城址などの琉球王朝時代の遺跡にもたいへん興味を持ってもらい、ここに世界中のConIFAメンバーを集めたいと言っていただきました」(宮城)
自身も認めているように、早急な組織作りと何より財源の確保が急務である。まだ沖縄開催に向けての課題は山積であるが、それでも宮城は第1回大会からConIFAのすべてを見てきた実川の全面的な協力を受けながら、実現に向けて歩みを続ける。
注 ConIFAとFIFAが友好関係にあるように、琉球FAもJFA傘下の沖縄県サッカー協会とは対立するものではなく友好的な関係にある
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